2023年04月28日
○○の老化をも遅らせちゃうレッスン?
昨日は大人の生徒さんMさんのレッスンでした。
Mさんはテキストとご自分の「レパートリー」
「時間をかけて向き合う曲」の3曲を
レッスンに持って来られています。
テキストは毎回、少しづつ課題が
レベルアップしていきます。
両手で弾けるようになってきたので
「ペダルをつけてみましょう
」とご提案していた時…

「先生!ちょっといいでしょうか。
今、先生にお伝えしたかったことを思い出しました!」
…とおっしゃるのです

「先日、脳のMRIの検査を3年ぶりに受けたときに
お医者様が3年前の画像と比べて
『変わりないですね。老化しているところも見当たりません。
これからも体を動かす生活をなさってください
』

とおっしゃったんです。
でも、私は足を痛めてしまって歩けないので
『歩けないのですが…
』とお伝えしたら

『何も歩くことだけじゃなくて
動くところを動かせばいいんですよ
』

って
言われたんです。
『ああ、これはピアノのおかげだ!
』って私は


思ったんですよ!
今もこうして、手だけじゃなくてペダルも使って
足も動かして頭もたくさん使っていますもんね!」


なんてすばらしい~~~~

(あんまり感動したので思わずブログに書きました)
こんな風にお医者様に言われたひとことを
「ピアノのおかげ」と結び付けて
さらに私にも共有してくださるお気持ちが嬉しいです。
そして
きっと「脳にいいからピアノを弾く」だけではなく
Mさんのいつも新鮮な喜びをもって
ご自分の音に耳を澄ませて弾かれることが
脳の老化を遅らせることに
つながっているのだろうな~と感じました。
さてさて、私も大好きな曲を
わくわくしながら練習して脳を活性化していきたいと
思いマス!
2023年04月26日
子どもの発達勉強会「子どもの体と栄養」

2023年04月25日
「足」の研究は続く
ピアノ教室ですが(笑)
2月1日小学生の生徒さんたちと足の研究
「足」についての研究を進めています。

この日は高校生の生徒さんのレッスンでした。
悲愴の第1楽章を練習中です。
なんとなく…イメージした音が出ない

一生懸命練習しているけど
空回りしている感じがする…

そんなもどかしさを見ていて感じました。
「これはもしや…
」と閃いて

足のお話を少し…

体のあちこちに意識を向けてみてから…
そして足の位置を変えながら
うまく弾けなかったところにチャレンジしてみると…
「あれ、できた
」

「あんなに弾けなかったのに弾けた
」

「え、なんだこれ?
」

おどろき~~~(@_@)
「もしかして…ピアノって足で弾くものなんじゃ
ないですかね・・・・・・
」

そんな風に言いながら帰っていきました(笑)
ちょっと意識するところを変えて
足の位置に注意したら
ほんとうに生徒さんの出す音の響きが
変わったのが私にもわかりました

感動・・・・・

ピアノって指先に意識を集中することばかり
考えてしまいがちですが
指を支えている腕や体幹や足・・・
全身に意識を向けてみると
新しい発見がたくさんありました。
ピアノを弾く体っておもしろい!
2023年04月19日
メンタル研究会
今週は自分のレッスンから始まった1週間。
ブルグミュラー 18の練習曲
バッハ シンフォニア2番・3番
カプースチン 24のジャズプレリュード12番・17番
合唱団の伴奏
カプースチン シンフォニエッタ1番
持ち曲は・・・





(クラーマーを卒業したので気持ちが
晴れやかですっ

)



レッスンを終えてから
ホールのピアノ弾き込みへ。
レッスンで学んだことを午後はホールで
実践&練習





2時間ほど弾かせていただきました。
響きの良い場所で練習すると
いろいろな発見があります。

2023年04月14日
自分で工夫する力
導入期から小学生の生徒さんを中心に100回練習表や

「次のレッスンまで待って先生からもらう」のもアリですし 「カードがなかったから記録付けてません」って ことだってあるあるですよね~。
それなのに自分で工夫して くれました(^^♪
音符カードの記録表も タイムだけ計って記録するだけで いいんですが・・・

コメントが書いてある~(@_@) ちょっとタイムが縮まった日は「やった~」 思いのほかタイムが伸びなかった日には「くやしい」 いろんな気持ちも一緒に記録してくれていますね。
まだ低学年の生徒さんですが 記録することでモチベーションが上がる
そんな自分に気が付いて 工夫してきてくれたことが嬉しいです。
音符カードのタイム計測に取り組んでいます。
春休み中に100回練習表が終わってしまった生徒さん
なんと
自力で練習表を作って練習を続けてきてくれました(@_@)



2023年04月10日
「足の研究」その後
大人の生徒さんともピアノを弾く時の「足」について
研究してみました!
前回の足についての学びはコチラ★
ベートーヴェンのソナタにチャレンジ中の生徒さん。
「足が突っ張って力が入ってしまう」とのことでした。
演奏する姿を観察してみると
あちこちに力が入ってスムーズな動きを
妨げてしまっているように感じました。
そのことをフィードバックしつつ
アレクサンダーテクニークの加藤有希先生から
教えていただいたことを思い出して・・・
足が上半身の重みを支えている
足が腕の重みも支えている
ではしっかりと「支えられる」足の位置って
どう置いたらしっくりくるのだろう・・・。
そんなことをあれこれ試してレッスンを終えて
おうちでも「足」に意識を向けて練習していただくことに
しました。
そして今日、再びのレッスンで・・・
「先生~(^^)/
足を意識したら前回弾けなかったところが
弾けるようになりました~」と笑顔でお越しくださいました!
演奏を聴かせていただくと
響きが増し、体の動きがスムーズになっていました(@_@)
ご自分でも演奏の安定感が増したと感じられた様子で
「大人になってピアノを再開して憧れの曲に
向き合ってこんな風に進んでこれたことが嬉しいです」と
おっしゃってくださいました(*^-^*)
私も嬉しいです~~~~(*´▽`*)
いやぁ・・・
「足」の影響、恐るべし!